26年前の未解決事件が、ついに動きを見せました。1999年に名古屋市西区で起きた主婦殺害事件。その犯人として、69歳の安福久美子容疑者が逮捕されました。
DNA型の一致が決め手となり、長く迷宮入りしていた事件が突然の展開を迎えています。
「優しいお母さん」と呼ばれた女性が、なぜ26年前の殺人を?
この記事では、
- 安福久美子容疑者の顔画像や写真はあるのか?
 - 家族構成や高校時代の人物像
 - “自主出頭”の裏にあった心理
 - 
SNSやX(旧Twitter)の反応
 
これらを詳しくお伝えします。
安福久美子の顔画像・顔写真はある?
現在のところ、安福久美子容疑者(69)のはっきりとした顔画像や写真は報道で公表されていません。
SNSでも「顔写真が全く出てこない」「被害者ばかり報じて加害者の顔が見えない」といった声が相次いでいます。
しかし、『文春オンライン』などの報道では、高校時代のクラス写真の中に写る彼女の姿が紹介されています。
当時の同級生はこう証言しています。
「感じの良い、おとなしい生徒だった」

高校時代の安福久美子の顔写真
クラスにはおとなしい生徒が多かったが、その中でも感じの良い印象を持たれていた。
安福久美子の基本情報
報道各社の発表をまとめると、安福久美子容疑者の人物像は次の通りです。
- 名前:安福 久美子(やすふく・くみこ)旧姓(山口)
 - 年齢:69歳(逮捕当時)
 - 血液:B型
 - 職業:名古屋市の大型スーパーで事務員のアルバイト
 - 住所:愛知県名古屋市港区東海道5(約10年前に家族と転居)
 - 家族構成:夫や息子らと暮らしていたということから子どもは一人は被害者と同じ息子で二人以上いると思われます引用元:ZAKⅡ
 - 学歴:愛知県立惟信高校卒業(名古屋市港区)
(被害者の夫・高羽悟さんと同級生で同じソフト部だった) - 性格・印象:「おとなしい」「優しいお母さん」「会えばあいさつしてくれる優しい人」という近隣証言
 - 逮捕日:2025年10月31日
 - 容疑:殺人(1999年・名古屋市西区主婦殺害事件)
 
事件後の生活と転居
事件当時、安福久美子容疑者はすでに結婚しており、名古屋市港区の分譲マンション(夫名義)で、夫と子どもとともに暮らしていました。
PTAの役員を務めるなど、地域でも“ごく普通の主婦”として知られていたといいます。
事件後も少なくとも10年以上はそのマンションで生活していたようですが、2016年(事件から17年後)に別の人物へ譲渡され、現在の住所である夫の実家に戻ったとみられます。
近隣住民によると、「長いこと空き家になっていた」「最近まで誰も住んでいなかった」といった声もあり、安福容疑者の姿を見かけた人はほとんどいなかったそうです。
人目を避けるように、ひっそりと暮らしていたのかもしれません。引用元:NEWSポストセブン
事件概要|1999年名古屋市西区主婦殺人事件
事件が起きたのは、1999年11月13日14:30ごろ。
名古屋市西区のアパートで暮らしていた主婦の高羽奈美子さん(当時32歳)が、2歳の息子の目の前で首を刃物で複数回刺され、命を奪われるという痛ましい事件でした。
室内には争った形跡が残され、犯人のものとみられる血痕(B型)も確認されましたが、有力な手がかりは得られず、事件は長年「未解決事件」として扱われてきました。
その間、夫の高羽悟さんは、息子のためにもと事件現場のマンションを26年間、当時のまま借り続けて犯人を待ち続けました。
しかし、2025年10月に状況は一変します。
警察が任意でDNA型の提出を求めていた**安福久美子容疑者(69)**が提出に応じ、現場の血痕とDNAが一致したことで、捜査は急展開を迎えました。
安福容疑者は10月30日、自ら警察署に出頭。翌31日には殺人の疑いで逮捕され、取り調べに対しては、「合っています」と容疑を認めているとのことです。
安福容疑者の供述:「申し訳ない」「捕まるのが怖かった」
捜査関係者によりますと、安福容疑者は取り調べの中で「奈美子さんに申し訳ないと思っている」と謝罪の意思を示しているということです。
8月に警察が来て、捕まってしまうと覚悟したと話しているということです。町内会の行事は夫が出ていたようです。
また、事件後の26年間については、「事件の報道も見られなかった」「家族や親族に迷惑をかけられないし、捕まるのが怖かった」と供述していることが分かりました。
長年にわたり事件を胸に秘め、表向きは“普通の生活”を送りながらも、罪の意識と恐れの間で揺れ続けていた様子がうかがえます。
SNSの反応1:「顔画像が出ない」「普通の主婦が犯人とは」
26年ぶりの逮捕にもかかわらず、安福久美子容疑者(69)の顔画像や写真が一切報じられていないことに、SNS上では不満や疑問の声が相次いでいます。
被害者の情報ばかりが報じられる一方で、「加害者の人物像が見えない」と感じる人が多いようです。
X(旧Twitter)ではこんな投稿も
旦那さんがインタビューに答えていましたが 大学まで来て喫茶店云々の話は 当時旦那さんが妹さんに話していたらしく 自分はすっかり忘れていたけど妹さんが覚えていたらしいですね 喫茶店に連れていけと泣くとか ちょっと危ない人だったんでしょうね昔から。
— きみまろ♬♩ (@2tG4pVxiq739214) November 3, 2025
「大学まで追っかけてきて喫茶店につれていけと泣くとかちょっと危ない人だったんでしょうね昔から」
「安福久美子、全然写真出てこないのなんでだろ。被害者ばっかり出してないで、マスコミも加害者情報の報道を頑張ってほしい」
「安福久美子の家族は、手に傷を負った久美子を見てなかったんだろうか。それとも隠してたんだろうか」
YouTubeのコメント欄でも…

「容疑者はあまり外に出ずひっそりと暮らしてたっていうのは、2020年に似顔絵が世に出たことで出づらくなったんだろうね。」

「なんで顔がでないの?加害者の姿が一切報じられないのはおかしい。」
SNSではこういった疑問や憶測が飛び交っています。
報道各社は、家族や近隣への影響を考慮し、顔画像の公開を控えている可能性が高いとみられています。
SNSや動画コメント欄では、こうした疑問や憶測、さらには容疑者の過去の言動に関する証言的な投稿まで飛び交っています。
一方で、報道各社は家族や近隣住民への影響を考慮して、顔画像の公開を控えている可能性が高いとみられます。
SNSの反応2:自主出頭に隠された“本当の動機”とは
今回の“自主出頭”をめぐっても、SNSではさまざまな意見が飛び交っています。
単なる罪悪感からの出頭とは言い切れず、背景にはもっと複雑な心理があったのではないかという見方もあります。
「ストーカーって、自分も別の人と結婚して子どもを持って20年も経つのに、昔の執着で人が殺せてしまうんだ…って怖くなりますね。10代で異常行動をする人は、どれだけ歳を重ねても人間性は変わらないのかもしれない…」
「この安福久美子って人は、罪の意識からじゃなく、“彼の存在と気持ちを知ってほしくて”自主的に出頭したんだと思う」
こうした投稿からもわかるように、人々は「罪悪感」だけでは説明できない動機を感じ取っています。
一部では、DNA鑑定で逃れられないと悟った現実的な判断や、“自分を理解してほしい”という承認欲求的な衝動があったのではないかと推測する声もあります。
26年という歳月の中で、彼女の心の中に何が積み重なっていったのか。そして、なぜこのタイミングで“自ら名乗り出る”決断をしたのか。今後の供述が、事件の真相を明らかにする鍵となりそうです。
SNSの反応3:事件の裏にあった“高校時代のつながり”
被害者・高羽奈美子さんの夫、悟さんは、事件当時から「犯人が誰なのか分からないまま」26年という長い年月を過ごしてきました。
そして今回、ようやく容疑者の名前が明らかになったことで、ネット上では
「まるで長編サスペンスの結末のよう」
「あれだけ報道されていたのに、高校の同級生だと気づかなかったの?」
など、驚きと疑問の声が相次いでいます。
一方で、悟さん自身はこれまで「妻の交友関係に何かあったのでは」と考えており、自分の過去と事件を結びつけることはなかったといいます。
それほどに、安福久美子容疑者は“おとなしく、控えめなタイプ”という印象が強く、「まさか自分の知る人物が」という思いだったのでしょう。
悟さんの記憶に残る彼女との接点といえば、「高校時代にバレンタインのチョコをもらい、丁寧に断りを入れたことがあった」程度のもの。それ以降は特別な関わりもなく、犯人像とは到底結びつかなかったのです。
だからこそ、26年という歳月を経て、思いもよらぬ形で名前が浮かび上がった今、「まさか、あの人が…」という驚きと戸惑いが広がっているのも無理はありません。
長い沈黙のあとに現れた“同級生の名”に、多くの人が言葉を失い、複雑な思いを抱いています。
SNSの反応4:軟式テニス部OB・OG会が引き金になったのか
悟さんの記憶によると、安福容疑者と最後に会ったのは1998年の軟式テニス部OB・OG会。
事件のわずか1年前のことでした。
「結婚して頑張ってるよ」と彼女は話していた。
それは一見、何気ない再会に思えました。
しかし、SNSやYouTubeのコメント欄では、「再会が引き金にはなったんだろうな」「どうやって被害者の住所を知ったのか?」という点に多くの関心が集まっています。
「ハローページで調べたのでは?」
「年賀状のやり取り目的で住所を交換したのかも」
「同窓会名簿がきっかけだったのでは」
といった意見が多く見られます。
特に昭和世代では、同窓会名簿が当たり前のように配布されていた時代背景もあり、「そこから住所を知った可能性が高い」との見方も浮上しています。
こうした投稿の中には、「同窓会って怖い」「昔の名簿を軽く考えない方がいい」といった警戒の声も上がっており、今回の事件が“個人情報と人間関係の危うさ”を改めて考えさせるきっかけになっています。
何気ない再会と、何気ない情報の共有。
それが、心の奥に眠っていた未練や執着を呼び覚まし、やがて取り返しのつかない悲劇へとつながってしまったのかもしれません。
まとめ:「普通の主婦」の心の闇と顔画像への注目
26年前の事件、26年間の沈黙。そして「おとなしい同級生」が犯人だったという衝撃。
安福久美子容疑者の顔画像や写真はいまだ公表されていませんが、近隣住民や同級生の証言から浮かび上がるのは、穏やかで優しい“普通の主婦”“普通のおばあちゃん”の姿です。
しかしその裏で、「彼に気づいてほしい」という依存や執着が、やがて取り返しのつかない悲劇へと変わっていったのかもしれません。
警察は現在も動機の全容を調べています。今後、安福久美子容疑者の顔画像や写真が判明するのか、続報に注目が集まっています。
  
  
  
  


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