冬のすきま風や夏の暑さ対策に人気なのが「プラダン二重窓」。
我が家では 材料費約5,500円・半日作業 で完成しました。
実際に作ってみて分かった効果はこんな感じです。
- 断熱効果 → 窓際の冷気がなくなり快適に
- 防音効果 → 外の音が少し和らいだ
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目隠し効果 → カーテンの揺れがなくなりスッキリ
この記事では 必要な材料・作り方・失敗しないコツ・1年後の効果 をまとめてご紹介します。
プラダン二重窓とは?
プラダンとは、プラスチック製のダンボール状の板材。
- 軽くて切りやすく、ホームセンターで手軽に購入可能
- 窓の内側に取り付けると空気層ができ、断熱性アップ
- 市販の二重窓キットよりコストを抑えられる
我が家のDIY実例:材料費は約5,500円
使った部材はすべてホームセンターで購入しました。
- プラダン(900×1800×4㎜)×2枚 … 1,754円
- ガラス戸レール(上用)×3本 … 915円
- ホワイトアングル(10×10㎜)×2本 … 280円
- ホワイトジョイナー(4㎜用)×4本 … 780円
- 両面テープ … 250円
- 工具(カッター・のこぎり・定規・メジャー・マステ) … 約1,400円
👉 材料費はトータル 5,500円弱。
工具を持っていればさらに安く作れます。

これだけ揃えばOK!全部ホームセンターで買えます
作り方ステップ(写真付き)
手順1:窓枠を測る
まずは窓枠の内側を正確に測ります。
ここでの採寸がズレるとプラダンが入らなかったり、スムーズに動かなくなったりするので慎重に。
計算の目安:
-
縦 → 窓枠の高さ − 上下レールの厚み − 1mm
-
横 → 窓枠の幅 ÷ 2 + 20mm(重なり分)
- 窓枠内側サイズ:縦1300mm × 横1200mm
- プラダンサイズ:縦1295mm × 横620mm(2枚)
計算方法:
- 縦 = 1300mm – 4mm – 1mm = 1295mm
- 横 = (1200mm ÷ 2) + 20mm = 620mm
👉 ポイント
- レールの厚みは商品によって違うので必ず確認
- プラダンは1mm小さめにすると動きやすい
- 重なり幅はお好みで調整OK
手順2:材料を準備する
- プラダンを必要サイズにカット
- 枠材(ジョイナーやアングル)も長さを合わせておく
手順3:レールを取り付ける
- 窓枠にマスキングテープを貼り仮止め
-
その上に両面テープを貼り、レールをまっすぐ固定

両面テープの前にマスキングテープで仮止めすると失敗しないよ
手順4:プラダンをカットする
- 定規を当ててカッターでまっすぐに切る
手順5:枠・取っ手をつける
- プラダンの縦にジョイナーを貼る
- 余り部材で取っ手をDIY

取っ手をつけると開閉がラクになります。
手順6:完成&微調整
窓にセットして開閉を確認。
隙間があれば隙間テープで調整しましょう。


作ってみて分かった工夫と失敗談
実際に作ってみると、図面通りにはいかないこともありました。ここでは我が家で感じた工夫ポイントや失敗談をまとめます。
プラダンは1mm小さめにカット
最初は窓枠ぴったりにカットしましたが、ジョイナーに入らず苦戦…。
1mm小さめにカットするとスムーズに収まり、開閉も楽になります。
大きな窓は補強が必要
幅の広い窓ではプラダンがたわみやすいです。
●突っ張り棒で中央を支えるとヘタり防止になりました。
縦枠ガイドをプラスすると安定
プラダンを閉めたときの隙間やぐらつきが気になるなら、窓枠にホワイトアングルを取り付けてガイドにするのがおすすめです。
- 左側の扉 → ガラス戸レールの中央にアングルを貼り付け
-
右側の扉 → ガラス戸レールの手前にアングルを貼り付け
●縦枠にアングルを付けると閉めたときの隙間がなくなり安定
●干渉部分はノコギリで切ればOK。

我が家はコストを重視してホワイトアングルを使いましたが、実際にやってみると「ガラス戸レールを追加した方がもっと簡単だったかも」と感じました。
プラダン二重窓をつけて1年後、効果を夫に聞いてみた
Q. 1年経って、断熱効果や変化は感じた?
正直、カーテンがすきま風でひらひらするのが鬱陶しかったんだよね。だから最初は断熱効果までは期待していなかったんだ。
でも実際に1年使ってみると、カーテンのすきま風がなくなって、冷気が下りてこなくなったのは実感できたよ。夏の暑さも多少やわらいだ気がするね。
Q. プラダン二重窓はおすすめできる?
間違いなく「作って良かった」って思ってる。見た目はスッキリして圧迫感がないし、カーテンみたいに風でひらひらしないのも快適。
作業もそこまで大変じゃないし、もしへたってきてもプラダン部分だけ交換すればいいからメンテナンスも楽。誰かが「作りたい」って言ったら、迷わず勧めるね。
Q. 結露はどう?
もともとペアガラスだから結露は少ないんだけど、プラダンをつけてから気持ち減ったかなって感じ。
DIYと市販キットを比較してみた
項目 | DIYプラダン二重窓 | 市販二重窓キット |
---|---|---|
費用 | 約5,500円 | 15,000円〜 |
作業時間 | 半日 | 約1時間 |
見た目 | シンプル・工夫次第 | プロ並みにきれい |
カスタマイズ | サイズ自由 | 規格サイズのみ |
👉 見た目重視なら市販、コスト重視ならDIYがおすすめです。
まとめ
プラダンを使った二重窓DIYは、 安く・簡単に・効果を実感できる 方法でした。
断熱や目隠しはもちろん、何より「自分で作った!」という満足感も大きいです。
「市販は高いけど効果は欲しい」という方には、ぜひ一度挑戦してみてほしいです。
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