窓まわり

大掃除は窓から始めよう!効率的に進める手順と点検業者の方から聞いた隠れた汚れによるトラブル

窓まわり

昨年、大掃除進める際に『どこから手を付ければいいのだろう』と悩んでいました。そこでまず取り組んだのが窓掃除を最初に行う方法でした。

窓がきれいになると部屋全体が明るくなり、達成感が得られたことで、その後の掃除もスムーズに進められました。この経験から、今年も窓掃除からスタートすることに決めました。

窓は家の内外をつなぐ重要な役割を果たしていて、汚れが目立ちやすいところです。この記事では、窓掃除から始めて効率よく進めていく具体的な手順や、点検業者から聞いた隠れた汚れが引き起こすトラブルについて詳しく解説していきます。

大掃除!窓からはじめる効果

窓掃除から取り組むことで他の掃除への意欲を引き出す理由は、心理的な効果と視覚的な変化にあります。窓がピカピカになることで、外の景色がクリアに見え、部屋全体が明るくなるため、達成感を得られます。

この達成感が「次も頑張ろう!」というモチベーションにつながります。さらに、窓がきれいになることで空間の雰囲気が一新され、「さらに家全体を快適にしたい」という気持ちが湧き上がります。

また、窓掃除は短時間で成果を確認できるため、小さな成功体験として違う箇所の掃除にも取り組みやすくなる効果があります。

汚れた窓の掃除をすることで心もリフレッシュし、「新しい年を気持ちよく迎えたい」という前向きな気持ちが生まれるのも大きなポイントです。

効率的に進めるための事前準備

不要な物は段ボールでまとめて売ってみよう!

以前の私は、「いつか使えるかもしれない」と思って物を捨てられず、部屋に物があふれ、掃除する気力さえ失ってしまうことがよくありました。

昨年は部屋が物で溢れていて、大掃除どころか片付けすら進みませんでした。そこで利用したのが段ボールで不用品をまとめて売れるサービスです。

例えば、壊れた家電や使わなくなった服などを詰め込んで送るだけでお金になる仕組みに感動しました。この方法のおかげで部屋がすっきりし、大掃除のハードルがぐっと下がりました。

この経験がきっかけで、普段から「これは要る」「これは要らない」と普段から仕分けすることが身について、部屋が以前よりスッキリ片付くことにつながっています。

カレンダー式計画で大掃除を効率化

以前は休みの日にまとめて大掃除を終わらせようとしていましたが、疲れ果てて途中で投げ出してしまうことが多く、「もっと効率よく進められる方法はないだろうか」と悩んでいました。そこで試してみたのが「カレンダー式計画」です。

昨年は『一日で全部終わらせよう』と無理な計画を立てて失敗しました。今年はカレンダー式計画を取り入れ、『今日はリビングの窓拭きだけ』『明日はキッチンの換気扇』と細かく分けて進めています。

例えば、リビングの窓拭きを終えた日は達成感が得られ、その勢いで翌日の作業も楽しみになりました。この方法は忙しい毎日でも無理なく続けられるのでおすすめです。

精神的な効果(無理なく続けられる仕組み)

この計画の最大のメリットは、視覚的にスケジュールが明確になることで「今日はここだけやればいい」と気持ちが楽になる点です。

以前のように「全部終わらせなきゃ」というプレッシャーがなくなり、一つずつ着実に進めることができるので、精神的な負担も軽減されます。

さらに、毎日少しずつ進めることで達成感を積み重ねることができ、「次も頑張ろう!」という意欲につながります。

カレンダーにチェックを入れるたびに、自分の努力が目に見える形で確認できるため、大掃除へのモチベーションも維持しやすくなるのです。

具体的な進め方

  • 掃除していく場所をリストアップ
    家全体を見渡して掃除しておきたい場所やタスクをピックアップします。
  • 優先順位を決める
    使用頻度が高い場所や汚れが目立つ箇所から取り掛かります。
  • スケジュールをカレンダーに書き込む
    1日の作業量を無理なくこなせる範囲で設定します。
  • 進捗状況を確認しながら進める
    作業後にはカレンダーにチェックを入れ、自分のペースで進んでいることを確認します。

私が実際に立てたスケジュール:

12月1週目
(週末)
12月2週目
(週末)
12月3週目
(週末)
12月4週目
(週末)
リビング掃除 キッチン掃除 浴室・トイレ掃除 玄関・廊下掃除
  • カーテン洗濯
  • 窓拭き
  • ソファの隙間
  • 冷蔵庫内の整理
  • 換気扇の油汚れ落とし
  • 食器棚の拭き掃除
  • 浴槽のカビ取り
  • 排水口のつけ置き洗浄
  • トイレの黄ばみ除去
  • 下駄箱整理
  • 靴磨き
  • ドアノブや手すりの拭き掃除

実際に行ってみた結果と感想

1週目:リビング掃除

まずはカーテンを洗濯機に入れるところからスタートしました。カーテンがない間に窓拭きを進めることで、効率よく作業ができたのがポイントです。

カーテンの洗濯が終わるまでの時間をゲーム感覚で楽しみながら掃除を進めることができました。さらに、窓がきれいになり外の景色がクリアに見えるようになったことで、気分もぐっと明るくなりました。

2週目:キッチン掃除

キッチンは日頃よく使う場所なので、汚れが蓄積しやすいエリアです。特に換気扇は油とホコリで手間がかかるので、今回はシンクを使ってつけ置き洗浄をしました。つけ置き中に他の作業を同時進行できるため、非常に効率がいいです。

さらに、キッチン周りの小物も一緒に浸けてみたところ、まとめてきれいになり、一石二鳥でした。換気扇にはフィルターを普段から設置していたことで、内部の油汚れは想像より少なく、比較的簡単に掃除を終えられました。

作業後はキッチン周りが全体的にピカピカになり、見違えるほどスッキリした印象に。「これで料理する時間がもっと楽しくなりそう!」と気分も明るくなりました。

3週目:浴室・トイレ掃除

浴室では、酸素系漂白剤に片栗粉を混ぜたペーストを使ってゴムパッキンのカビ取りを行いました。この方法は液だれしにくく、カビ部分にしっかり密着するためとても便利です。

さらに、ラップで密閉してしばらく放置したところ、頑固な黒カビが驚くほどきれいに落ちて感動しました。

トイレは普段から「トイレマジックリン」を使用しているおかげで黄ばみが予防されており、大掃除でも特に手間がかかりませんでした。さらに週1回、キッチンハイターを使っているので衛生面もバッチリです。

今回は大掃除の一環として、普段は見落としがちなタンク内の掃除を行い、隅々までピカピカに仕上げました。「これで年末年始も快適に過ごせる!」という達成感と満足感でいっぱいになりました。

4週目:玄関・廊下掃除

最後は玄関と廊下です。下駄箱を整理すると履いていない靴や壊れた傘など不要品がたくさん出てきました。それらは段ボールにまとめて売却し、スペースが広くなりました。

また、玄関タイルをメラミンスポンジで磨き丁寧に水拭きしたら見違えるほどきれいになり、玄関周りが明るくなったように感じました。玄関が清潔になると家全体がスッキリして新鮮な気分になり、達成感を味わうことができました。

でも、実際のところ、大掃除の計画は立てても、結局思い通りにいかなくて途中で疲れちゃうんだよね…

「わかる!私も最初は完璧にやろうとして、それが逆にストレスになっちゃって。今は『完璧主義を捨てる』ことを心がけてるよ。

完璧主義を捨てる?どういうこと?

例えば、家族が多かったり、小さな子どもがいる家庭だと、計画通りに進まないことの方が多いでしょ?だから最初から『全部やり切るぞ!』じゃなくて、『できる範囲でやればOK』って考えるようにしてるの。

「なるほど。でも、小さい子どもがいると、そもそも掃除する時間を確保するのも難しいよね…。どうしてる?

確かに小さい子との掃除は完璧には無理だよね。でも掃除を通してキレイになることを親子で楽しむことが大切だと思う。一か所でもキレイになったことで親子が達成感を感じキレイって気持ちいい!って感じる事を、大掃除の目的にしてみるのも私はありだと思う。

ありがとう!なんだか気持ちが楽になったよ。今年は『完璧主義を捨てる』をテーマにして、家族みんなで楽しみながら大掃除してみる!

必要な掃除道具を揃えよう

大掃除では普段の掃除では使わないような洗剤や道具が必要になる場合があります。事前に必要なものをリストアップし、買い忘れがないように準備しておきましょう。

あると便利な道具

掃除道具や洗剤等は用途に合わせて適切なものを選びましょう。あると便利な道具を紹介しますね。

  • マイクロファイバークロス
    昨年初めて使ったマイクロファイバークロスは驚くほど便利でした。窓拭きでは拭き跡が残らず仕上がりが美しくなるため。『こんな簡単なのにプロ並み!』と感じました。
    また、水切りワイパーはお風呂場でも活躍し、水滴跡ゼロでピカピカになりました。今年もこれらのお気に入りアイテムは欠かせません。

  • メラミンスポンジ
    色んな場所で使い勝手のいい道具です。実は玄関のタイルの黒ずみを落とすことにも一役買ってくれる道具です。色んなサイズがあるといいと思います。自分でカットするのもいいですね。

  • ハケ
    扉やサッシのような細かい溝の掃除に使い勝手がとてもいいです。
    (100均などでかえるものでいいです)

  • 薄手のゴム手袋
    お風呂の椅子や鏡の汚れを落としたりする時にクリームクレンザーとゴム手袋の相性はとてもいいです。

  • 軍手・ワイパー手袋
    歩きながら気になる部分のホコリがとれたり、洗剤を手袋にかけて換気扇をふき取ったりして使ってます。

  • フローリングワイパーやモップ
    床掃除に欠かせないアイテムです。ペットがいる我が家では特に重宝しています。アルカリ電解水をスプレーして拭き取るだけで、二度拭きの手間が省けるうえ、消臭効果もあるのでとても便利です。

  • コゲ取りスポンジ
    キッチンのコゲとりにはもちろん使っています。最近ではお風呂場の黒ずんだ床の掃除にも使用しています。

  • 水切りワイパー
    窓掃除に最高なアイテムです。お風呂場の水切りとしてもつかっています。

あると便利な洗剤

洗剤も汚れの種類に合わせて使い分けましょう。汚れを簡単に落とす方法は中和を意識した掃除方法です。

  • 重曹(油汚れや水垢に効果的な万能洗剤です。)
  • クエン酸(水垢や石鹸カスを効率よく落とします。)
  • ジフ(鏡やこびりついた汚れにクリームクレンザーがいいですね。)
  • キッチン泡ハイター(万能です。)
  • カビ取り剤
  • アルカリ電解水
  • サンポール

隠れた汚れによるトラブル:点検業者の体験談

キッチン

昨年、大掃除中に冷蔵庫裏のホコリ問題に直面しました。冷蔵庫を動かしてみると、大量のホコリが溜まっていて驚きました。

その後点検業者さんから『このホコリが火災や漏電につながる可能性があります』と教えてもらい、安全面への意識が高まりました。

今年は冷蔵庫裏だけでなく洗濯機裏もチェックし、安全対策として定期的な掃除を心掛けています。

お風呂場

以前、お風呂場で虫が湧いて困った経験があります。その原因は排水トラップ内の汚れでした。シャワーだけで済ませる生活だったため、水量不足でトラップ内の汚れが溜まっていたようです。

それ以来、月1回は浴槽にお湯を貯め、一気に排水することでトラップ内も洗浄する習慣をつけています。この方法のおかげで虫や悪臭の悩みから解放されました。

また、お風呂のお湯は体を洗っている途中で流してしまうよりも、最後にまとめて流す方が効果的だそうです。見えない汚れこそ注意が必要です。こまめな掃除とメンテナンスで快適なバスタイムを維持しましょう。

トイレ

昨年、トイレの換気扇が故障してしまいました。その原因は内部に溜まったホコリでした。業者さんから『最近の換気扇はファン部分が取り外せます』と教えてもらい、それ以来定期的なファン掃除を心掛けています。今年はさらにフィルターカバーも設置し、ホコリ対策を強化しました。

まとめ

大掃除を窓から始めることで、目に見える成果による達成感を得られるだけでなく、部屋全体が明るくなり、気分もリフレッシュできます。

このポジティブな変化が次の掃除へのモチベーションを自然と引き出し、家全体を整える作業がスムーズに進むきっかけとなるでしょう。

ぜひ、大掃除は窓からスタートして、新しい年を迎える準備を家族みんなで楽しむイベントにしてみてください!

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