玄関タイルの黒ずみ汚れはメラミンスポンジできれいに!サンポールを使った洗浄法も紹介

靴や傘でいっぱいの玄関って掃除しにくいですよね!ついつい後回しにしてしまい、いつの間にかホコリが積もってしまいます。タイルの目地も黒ずんでしまいますよね?そんなガンコな黒ずみを徹底的に落とす方法をご紹介します!ぜひ最後まで読んで実践してみてください。

メラミンスポンジの研磨力で黒ずみを落とす

メラミンスポンジは微細な構造になっているので、汚れを削り取ることができます。そして、たっぷりの水に濡らすことで研磨力を最大限に引き出すことができます。メラミンスポンジは水だけでも驚くほど汚れが落ちるんです。さらに洗剤と併用することでより効果を発揮します。

とはいえ、中性洗剤のように泡のでる洗剤と一緒に使ってしまうと、研磨力が落ちてしまいます。メラミンスポンジの効果を十分に発揮させるには、界面活性剤が少ない方がいいですね。

また、メラミンスポンジはとっても便利な掃除道具です。その反面、研磨力が強いので、力を入れず軽く擦るように使ってください。素材によっては傷がつくものもあるので確認してお使いください。

 

頑固な黒ずみ汚れはサンポールで浮かそう

玄関タイルの黒ずみを落とすには適切な洗剤を選ぶことが重要です。ここでは効率の良い酸性洗剤サンポールをご紹介します。

サンポールは玄関掃除の味方

尿石や水垢を効率よく落としてくれる

サンポールは酸性洗剤です。アルカリ性の汚れである尿石や水垢を効率よく落とせる洗剤です。トイレ・浴室・玄関など水垢や尿石がこびり付きやすい場所で力を発揮します。

サビにも効力がある

サンポールはサビにも効力があります。鉄製の排水口や蛇口などに付着したサビを落とすのに使われます。玄関にも傘やスパイクなど鉄製のものが置かれていることがあり、そこからサビ汚れが発生することがあります。

強力な洗浄力

サンポールを使用することで、落としにくい頑固な汚れを落とすことができます。例えばタイルの目地やモルタルの黒ずみ、トイレの黄ばみなどにも効力を発揮します。

コストパフォーマンス

サンポールは他の専門的な洗剤に比べて価格が安く入手しやすいのもメリットです。最強の洗浄力を持ちながらも家庭のお財布にとても優しいのがいいですね。

サンポールの扱い方を知って正しく使う

ここまでサンポールの良さをお伝えしましたが、何事もいい点ばかりではありません。サンポールは強い酸性洗剤なので危険性もともないます。しかし、扱い方を学んで正しく使用できれば楽でキレイにお掃除ができ、掃除の幅も広がります。

希釈倍率は?

玄関タイルにサンポールを使う場合の希釈倍率は、汚れの程度やタイルの材質によって異なりますが、一般的には5倍〜10倍に薄めるのがおすすめです。玄関タイルの汚れ具合によってサンポールの薄め方を変えるのがポイントです。

軽い汚れならサンポールを10倍に薄めてスプレーボトルに入れ、タイルに吹きかけて使用します。中程度の汚れの場合は5倍に薄めたサンポールをタイルに直接かけます。頑固な汚れには原液のまま、もしくは3倍程度に薄めて使います。

ただし、原液を使う場合は必ず目立たない場所で試してからにしましょう。いずれの場合も、サンポールをかけた後の放置は様子をしっかり見ながらにしましょう。放置した後は、十分に水を含んだメラミンスポンジこすり洗いしてくださいね。

サンポールはあまり置きすぎると変色する可能性もあるので気を付けてください。

注意点

  • サンポールは酸性なのでタイルの材質によっては変色や劣化を引き起こす可能性があります。使用する前に必ず目立たない場所でテストを行い、変色や劣化が起こらないかを確認しましょう。
  • サンポールを長時間放置するとタイルを傷める可能性があります。5~10分程度を目安にこすり洗いと水洗いをしましょう。放置をする際も目を離さず様子を見るようにした方がいいです。
  • サンポールは刺激臭があるので窓を開けるなどして換気をしっかり行いましょう。
  • サンポールは強力な洗剤なので皮膚や目に触れないようゴム手袋・マスクを着用しましょう。
  • サンポールは酸性なので使用後は重曹などのアルカリ性洗剤で中和することでタイルへのダメージを軽減できます。

もしタイルの材質や汚れの程度に不安がある場合は専門業者に相談することをおすすめします。

掃除屋さんもサンポールを使う理由

掃除のプロである掃除屋さんがサンポールを使う理由はその強力な洗浄力とコスパのよさにあります。一般家庭では落としにくい頑固な汚れは、サンポールが効率よく除去してくれます。そのため掃除のプロにとっても頼りになる存在なのです。

サンポールは強力な洗剤であるがゆえに取り扱いには注意が必要です。掃除屋さんはサンポールの特性を熟知し、適切な濃度で希釈したり素材に合った使い方をするなど安全に配慮しながら使用しています。

また、サンポールを使った後は水でしっかりと洗い流し、アルカリ性洗剤で中和するなど後処理も丁寧に行っています。なので、サンポールは正しく使えば非常に効率のよい洗剤なのです。

メラミンスポンジの研磨力とサンポールの洗浄力で黒ずみを落とす!

メラミンスポンジとサンポールを組み合わせることで、玄関タイルの黒ずみを効率よく徹底的に落とすことができます。それぞれが持ち合わせている力を最大限に活用して黒ずみ汚れを落としていきます。

準備するもの

  • サンポール(酸性洗剤)
  • キッチンマジックリン(アルカリ洗剤)
  • バケツ(希釈用)
  • ハケ
  • 大きいメラミンスポンジ 2個(酸性洗剤用とアルカリ性洗剤用)
  • マイクロファイバークロス
  • ゴム手袋
  • マスク
  • ほうき
  • シリコンほうき

玄関掃除は片付けとホコリとりから

まずは玄関に置いてあるものを片付けます。この際、要らないものは思い切って処分しましょう。

ホコリの取り方

玄関のホコリは舞い上がりやすくて大変ですよね。我が家はペットを飼っているので、抜け毛が埃と混ざって床に張り付いてしまうんです。以前、コーヒーの出がらしを乾燥させて撒いてみたのですが、正直、効果はイマイチでした。

いろいろ調べてみると、湿らせた方が良いという情報もあり、試してみました。すると舞い上がることなくゴミを吸着してくれました。消臭効果もあるので是非試してみてください。

出がらしが用意できない時は、シリコンほうきもおすすめです。シリコンは静電気を発生させにくい素材なので、ペットの毛がほうきにまとわりつきにくく、スムーズに掃除できます。

 

サンポールで水垢やサビを落とす

サンポールを使って水垢やサビなどのアルカリ性の汚れを浮かして落とします。サンポールは塩酸系の洗剤で汚れの具合に応じて希釈して使います。ハケでタイルにサンポールを塗布します。数分待って水分をたっぷり含ませたメラミンスポンジで軽く擦っていきます。十分な水で洗い流します。

アルカリ性洗剤で油汚れや皮脂汚れを落とす

ここでアルカリ性洗剤を使用します。サンポールで落ちなかった汚れを中和させることが目的です。汚れを中性に近づけることを「中和」といい、より簡単に汚れを落とせるようになります。水で洗い流されたタイルにアルカリ性洗剤を塗布し、たっぷり水を含ませたメラミンスポンジで軽くこすります。そして十分な水で洗い流します。

最後の拭き上げ

濡れた玄関の水をシリコンほうきでしっかりとかき出しましょう。その後、マイクロファイバークロスを使ってたたいて拭き上げます。タイルの表面はもちろん目地の水分もしっかりとたたいて拭き取ります。こうすることで、玄関をすばやく乾燥させ清潔な状態を保てます。

中性洗剤を使用したい方への注意点

玄関タイルを中性洗剤で掃除する際は泡立ちすぎに注意が必要です。界面活性剤が多く含まれる洗剤は、泡立ちが良すぎるため洗い流すのが大変になる場合があります。水で薄めるか、界面活性剤の少ない洗剤を使用しましょう。

玄関掃除のポイント

玄関タイルの掃除は1枚ずつ丁寧に磨いていくのがポイントです。一見時間がかかりそうですが、全体を大雑把に掃除するよりもムラがなく、キレイに仕上がり結果的に効率的です。1枚ずつ集中して磨くことで汚れが落ちている実感が得られます。そうすることで達成感と次のタイルを磨くモチベーションに繋がります。

ぜひ、この方法で効率的にそして気持ちよく玄関タイルを掃除してみてください

玄関タイルの黒ずみを防ぐには?

せっかくキレイにした玄関タイルをできるだけキレイな状態に保ちたいですよね。黒ずみを防ぐためのポイントをご紹介します。

こまめな掃除

汚れをため込まないことが大切です。毎日あるいは数日おきに、ほうきや掃除機で砂やホコリを取り除きましょう。こまめに掃除される場合は、中性洗剤で十分です。

水気を拭き取る

雨の日などは玄関に水が溜まりやすくなります。濡れたまま放置すると水垢やカビの原因になります。こまめに水気を拭き取りましょう。また、玄関マットを敷くことで、靴底の汚れがタイルに直接付着するのを防ぐこともできます。

まとめ

玄関タイルの黒ずみは、サンポールを使いながらメラミンスポンジでこすることで、頑固な汚れも根こそぎ落とすことができます。仕上げにアルカリ性洗剤を使用することで、タイルや目地を傷めません。ぜひこの記事を参考にあなたの玄関タイルもピカピカにしてくださいね!

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