毎年夏になるとエアコン代が気になる方へ。私も同じ悩みを抱えていましたが、月2,000円の節約に成功した体験をもとに、誰でもできる10の節電術を紹介します。
節約できた具体的な方法と裏ワザ10選
- 弱冷房除湿で電気代を抑える
- 短時間の外出時はエアコンをつけっぱなしにする
- サーキュレーターで冷気を循環
- ルーバー(風向き)設定で冷房効率アップ
- 2週間に1回のフィルター掃除
- 室外機の温度対策
- ペットボトルを使った簡単除湿
- 部屋の換気をこまめに
- プラダン二重窓DIY
- 深夜料金プランの活用
弱冷房除湿で電気代を抑える
最初は「弱冷房除湿なんて本当に効果あるの?」と半信半疑でしたが、思い切って1ヶ月間ほぼこのモードだけで過ごしてみました。最初の数日は「ちょっと物足りないかな?」と感じたものの、気がつけば部屋の空気がカラッとしていて、家族も「なんだか過ごしやすいね」と言うように。
特に梅雨時は洗濯物の乾きも良くなり、電気代の明細を見て思わずガッツポーズ!「やってみてよかった」と素直に思いました。
モード | 電気代の安さ(目安) | コメント |
弱冷房除湿 | ◎最も省エネ | 温度も湿度も少しずつ下がる |
冷房(設定温度高め) | 〇節電可能 | 26~28℃設定+自動運転で節電 |
再熱除湿 | ×高コスト | 実は冷房より電気代がかかる場合が多い |
・「除湿運転中に風が冷たくない」=再熱除湿の可能性が高い
・「除湿でも風が冷たい」=弱冷房除湿の可能性が高い(節電向き)

短時間の外出時はエアコンをつけっぱなしにする
以前は出かけるたびにエアコンを切っていましたが、ある日、帰宅後のムワッとした空気に耐えきれず、つけっぱなしにしてみたんです。すると、部屋が快適なままで、犬たちもぐっすり。
電気代も思ったほど増えず、むしろ冷やし直しの無駄が減ったのか、月末には「先月より安い!」と驚きました。家族も「この方が楽だね」と好評です。
サーキュレーターで冷気を循環
我が家はリビングが広くて冷えにくいのが悩みでした。ある日、思い切ってサーキュレーターを2台購入し、1台は階段下、もう1台は2階の廊下に設置。最初は半信半疑でしたが、家族が「今日は2階も涼しい!」と驚いていました。
夜、寝室のドアを開けておくと、ほんのり涼しい風が流れてきて、寝苦しさが減ったのを実感しています。
ルーバー(風向き)設定で冷房効率アップ
以前は何も考えずに風向きを下にしていましたが、ネットで「水平がいい」と知り、試してみました。すると、家族から「足元ばかり冷たくない!」と好評。私自身も、設定温度を1度上げても快適さが変わらず、地味だけど効果を実感した瞬間でした。
2週間に1回のフィルター掃除
2週間ごとにエアコンのフィルターを掃除するのが我が家のルール。最初は面倒でしたが、掃除後は風量が明らかに強くなり、冷え方もアップ。子どもが「今日はエアコンが元気だね」と言ったのが印象的でした。おかげで電気代もじわじわ下がっています。
室外機の温度対策
真夏の昼間、西日が当たる室外機が熱を持ちすぎて困っていました。ある日、バケツの水とタオルで冷やす方法を試してみたら、エアコンの効きが明らかに良くなり、家族でびっくり。
その後、ウッドデッキを設置して日陰になったことで、さらに快適に。小さな工夫でも体感温度が大きく変わることを実感しました。
ペットボトルを使った簡単除湿
梅雨時に試したのが、凍らせたペットボトルを部屋に置く方法。最初は半信半疑でしたが、1時間後に湿度計を見ると確かに1%下がっていて、家族で「おお!」と盛り上がりました。エアコンの除湿機能と併用することで、体感的にも空気がカラッとして快適になりました。
23時 気温24.9℃ 湿度53%
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0時 気温23.9% 湿度52%
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部屋の換気をこまめに
朝晩の涼しい時間に窓を開けて空気を入れ替えるのが我が家の日課。換気後にエアコンをつけると、冷え方が早くなり、家族も「今日はエアコンの効きがいいね」と気づくほど。ちょっとした習慣ですが、電気代にも良い影響を感じています。

車で体験してみると実感がわきます。ドアを一度軽く開閉して車内のこもった空気を外に逃がしてから、エアコンを使い始めたときに車内が素早く冷えます。つまりエネルギーの消費が抑えられるってことですよね
プラダン二重窓DIY
夏の西日が厳しい夫の部屋。夫がホームセンターでプラダンを買ってきて、休日に二重窓をDIY。取り付けてみると、昼間の暑さが和らぎ、夫も「今年は快適!」と大喜び。
エアコンの稼働時間も減り、月末の電気代にもしっかり効果が現れました。夫婦で「もっと早くやればよかったね」と話すほど、効果を実感しています。
深夜料金プランの活用
我が家は夜型家族なので、23時以降に食洗機やお風呂の乾燥機をまとめて使うようにしています。最初は慣れませんでしたが、家族で協力してタイミングを合わせることで、自然と節約意識も高まりました。電気代の明細を見て「やったね!」と家族で喜ぶ瞬間が増えています。
その中でも特に気をつけているのが、電気温水器の湯沸かしです。自動設定のままだと、必要以上にお湯を沸かしてしまい、ナイトタイム以外の高い時間帯にも運転してしまうことがありました。そこで、朝7時以降は「満タン湧き増し」をオフにすることを徹底。
これらの工夫を続けることで、以前よりも電気代の節約効果をしっかり実感できるようになりました。電気料金プランに合わせた使い方を意識するだけで、家計の負担が大きく変わると実感しています。
17時から湧きましが始まったと思われます。
オンの日

オフの日

電気代を月2,000円節約した体験談
電気代は、日々のちょっとした使い方を見直すだけで大きく変わります。エアコンの設定温度を調整したり、サーキュレーターの併用やフィルター掃除を徹底したりと、複数の節約方法を組み合わせることで、毎日数十円ずつ無駄な電気を減らすことができました。
我が家にはソーラーパネルが設置されているため、現在の電気使用量をリアルタイムで確認できます。日々どれくらい電気を使っているかを目で見て把握することで、家族全員が自然と節電を意識するようになりました。
電力の使用状況が分かるようになると、外出時の消し忘れにもすぐ気づけるようになり、無駄な電力消費を防げるようになりました。また、食洗機やお風呂の乾燥機は深夜23時以降の電気料金が安い時間帯に使うなど、使い方も工夫しています。
最初は家族もあまり意識していませんでしたが、今ではみんなが協力して節約に取り組むようになりました。
まとめ
今回紹介した10の工夫を家族みんなで続けた結果、月々の電気代が2,000円以上安くなりました。節約が「我慢」ではなく、家族の会話や発見のきっかけになったのが一番の収穫です。これからも、楽しみながら節電を続けていきたいと思います。
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