床掃除にアルカリ電解水!二度拭き不要でペットや赤ちゃんにも安心

「アルカリ電解水って安全なの?」そんな疑問にこたえて安全安心なアルカリ電解水を使った床掃除の方法やメリット、注意点などを詳しく解説していきます。ぜひ、最後まで読んであなたの床掃除に役立ててください。

アルカリ電解水を使った床掃除の方法

準備するもの

  • ドライシートやシリコンほうき
  • 掃除機
  • アルカリ電解水
  • キッチンシート
  • スプレーボトル
  • モップ
  • マイクロファイバークロス
  • ゴム手袋

掃除の手順やポイント

  • ドライシートやシリコンほうきでホコリをまずは取り除きます。先に床に落ちているホコリを取り払っておくことでホコリが舞い上がらずに済むので二度手間になりません。

  • 掃除機をかけます。掃除機はヘッドが床に密着している状態だと吸い込んだ空気が逃げにくく、効率的にゴミを吸い取ることができます。逆に、ヘッドが浮いている状態だと吸い込んだ空気が隙間から逃げてしまい吸引力が弱くなってしまいます。なので、掃除機をかける時はヘッドを床にしっかり密着させてゆっくりと動かすのがポイントです。

  • 100㎖の水をスプレーボトルに入れアルカリ電解水を2プッシュして希釈します。100㎖の水にアルカリ電解水を2プッシュぐらいの希釈でもPH8ほどあるので汚れを落とすのには十分です。
  • モップにキッチンペーパーを準備して希釈したアルカリ電解水をかけます。モップで床を拭くときは一方向に拭くようにしましょう。往復させると汚れを広げてしまう可能性があります。

  • 汚れがひどい場合はアルカリ電解水の原液を吹きかけてマイクロファイバークロスで拭き取ります。
  • アルカリ電解水は時間が経つと効果が薄れてしまうため使い切りましょう。

アルカリ電解水で床掃除をするメリット

アルカリ電解水は洗浄力が高い

アルカリ電解水はpH12~13程度のアルカリ性の水です。酸性の汚れを中和して落とす力が強い水になります。皮脂汚れや食べこぼし、足跡など床に付着しやすい汚れの多くは酸性なので、アルカリ電解水を使うことで効率よく汚れを落とすことができます。

アルカリ電解水の安全性

アルカリ電解水は中性洗剤と違って界面活性剤などの化学物質が含まれていません。そのため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。万が一口にしても害はありませんし、肌への刺激も少ないので床掃除にピッタリです。

二度拭き不要

アルカリ電解水は水なので環境に優しく、2度拭き不要。これはアルカリ電解水が汚れと反応し、中性に戻っていく性質を持つためです。中性洗剤とは異なり界面活性剤不使用のため、安全で環境に優しい洗浄剤です。 洗浄後の拭き取りや洗い流しといった手間を省けるので時短にも繋がります。

除菌・消臭効果

アルカリ電解水には除菌・消臭効果があります。床の雑菌を減らし、嫌な臭いを抑えることができます。ペットの臭いや生ゴミの臭いなどが気になる方にもおすすめです。

無臭

アルカリ電解水は強力な洗浄力を持つ洗浄剤でありながら、無臭であるという大きなメリットがあります。臭いに敏感な方や小さなお子さん、ペットがいるご家庭でも安心して使用できます。

アルカリ電解水は環境にやさしい洗浄水

アルカリ電解水の性質

アルカリ電解水は水を電気分解して作られたアルカリ性の水です。pH12~13程度のアルカリ性で油汚れやタンパク質を分解する力が強く洗浄力に優れています。また、アルカリ電解水は化学物質を含まないため人体や環境に優しいという特徴があります。

小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用することができます。アルカリ電解水は床掃除だけでなくキッチン周りの掃除・お風呂掃除・トイレ掃除など様々な場所の掃除に活用できます。

しかし、アルカリ電解水は不安定な状態の水であるため時間の経過や光・空気の影響を受けて中性化し効果が徐々に弱まっていくという側面も持ち合わせています。

アルカリ電解水の選び方

アルカリ電解水は主に塩化ナトリウムと炭酸カリウムの2種類が使用されています。

塩化ナトリウムが入っているアルカリ電解水

塩化ナトリウムは私たちが普段使っている食塩と同じものです。安価で入手しやすく、多くのアルカリ電解水に使用されています。塩化ナトリウムを電解質として生成されたアルカリ電解水のpHは12.0〜12.5程度です。

炭酸カリウムが入っているアルカリ電解水

炭酸カリウムはラメンの麺を茹でる際のかんすいにも使われている物質です。塩化ナトリウムよりもアルカリ性度が高いため生成されるアルカリ電解水のpHは13.0〜13.5程度と高くなります。その分洗浄力も高くなりますが素材によっては影響を受けやすい可能性もあります。

ペットや赤ちゃんにはどちらがいい?

赤ちゃんやペットがいる家庭では界面活性剤・香料・着色料不使用のアルカリ電解水は安全性が高く安心して使用できます。アレルギーや肌の弱い方にも安全な塩化ナトリウムタイプを選び、pH値が低めのアルカリ電解水でさらに安心安全に。

アルカリ電解水を使う上での注意点

使用できない床材

アルカリ電解水は床掃除に便利な洗浄剤ですが、ワックスがけされた床や無垢材の床には使用できません。これらの床材に使用すると変色や劣化の原因となる可能性があります。ご自宅の床材にアルカリ電解水を使用できるかどうか事前に確認しましょう。

ただし、ワックスがけされた床でもUVコーティング・ウレタンコーティング・シリコンコーティングといったワックスであれば、アルカリ電解水を使用しても問題ありません。ワックスの種類を確認してから使用することをおすすめします。

他の洗剤との併用

アルカリ電解水を他の洗剤と混ぜて使用することは避けましょう。化学反応を起こし、有害なガスが発生する可能性があります。安全のためアルカリ電解水は単独で使用してください。

必ずゴム手袋を着用

アルカリ電解水は一般的に安全性の高い洗浄剤ですが、高濃度になると皮膚への刺激を感じる場合があります。特に、長時間使用する場合や肌の弱い方は、ゴム手袋を着用することをおすすめします。ゴム手袋を着用することでアルカリ電解水が直接皮膚に触れることを防ぎ、肌への負担を軽減することができます。

保管方法

アルカリ電解水は光や空気に触れることで中性化が進み、洗浄力や除菌効果が弱まってしまいます。効果を長持ちさせるためには直射日光を避け、涼しい場所に保管することが大切です。さらに、密閉容器に入れることで空気との接触を最小限に抑え、アルカリ電解水の効果を最大限に保つことができます。

保管の失敗談

我が家の2階には小さな洗濯室があり、床掃除の後、アルカリ電解水を窓際に置いてしまいました。アルカリ電解水が光で中性化してしまうことを知らずそのまま使い続けていたんです。床掃除に使っている時は特に効果が落ちていると感じることはありませんでした。

しかし、キッチンの油汚れがついた壁に使った時、汚れの落ちが悪くなっていることに気づき、調べてみて初めてアルカリ電解水は中性化しやすいことを知りました。

まとめ

アルカリ電解水は洗浄力が高く、除菌・消臭効果も期待できる安全性の高い洗浄剤です。二度拭き不要でペットや赤ちゃんにも安心なので床掃除に最適です。この記事を参考にアルカリ電解水を使った床掃除を始めてみませんか? きっと、あなたの床掃除が楽になるはずです。

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