重曹とクエン酸を混ぜてお風呂掃除!驚きの効果と頑固な汚れの落とし方を徹底解説

お風呂の掃除って、カビ・水垢・臭い…とにかく大変。でも、化学洗剤の強いニオイが苦手、肌にも悪そう…。そんな悩みを解決してくれたのが「重曹」と「クエン酸」です。

妊娠中に始めたこの自然派掃除法が、今では私の定番になりました。この記事では、実際に効果があった方法と、失敗から学んだ注意点もあわせてご紹介します。

重曹とクエン酸の特性

私が感じた驚きの効果

掃除に使う前は、「本当に自然素材で汚れが落ちるの?」と半信半疑でした。しかし、実際に試してみるとその効果に驚きました!例えば、重曹は浴室の床についた皮脂汚れをスッキリ落としてくれました。

手触りがざらついていた床が滑らかで心地よい感触に変わって、まるで新品のようでした。さらに、クエン酸は鏡についた白いウロコ状の水垢を簡単に溶かしてくれました。

これまで市販の洗剤でも落ちなかった汚れが、自然素材でこんなにきれいになるなんて感動です。

クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜることは絶対に避けてください。この組み合わせは有毒な塩素ガスを発生させ、呼吸器に深刻な影響を与える可能性があります。それぞれの特性を理解し、適切な場所と方法で使うことが重要です。また、他の洗剤との併用は避け、単独で使用するのが最も安全な方法です

重曹とクエン酸を混ぜる理由とメリット

2つを組み合わせることで、化学反応(発泡作用)が起き、汚れを浮かして落としやすくなります。

発泡作用:重曹(アルカリ性)とクエン酸(酸性)を混ぜると、化学反応で二酸化炭素が発生し、泡立ちます。この泡が汚れを浮かせる効果があります。
幅広い汚れに対応:アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を組み合わせることで、さまざまな種類の汚れに対応できます。
環境にやさしい:化学洗剤を使わずに済むため、環境への負荷が少なく、肌にも優しい掃除方法です。

私がおすすめするお風呂掃除の手順

用意するものと分量

汚れがひどい部分にも対応できるように、私が使う分量は少しアレンジしています。

  • 重曹:150g(多めが効果的)

  • クエン酸:70g

  • 水(またはお湯)

  • スプレーボトル(またはペースト状にするための容器)

  • スポンジ or ブラシ

  • ラップ(乾燥防止に便利)

基本の使い方:ペーストまたはスプレー

ペースト状にして使う場合(おすすめ!)

  1. 重曹と少量の水を混ぜてペーストを作る

  2. 汚れに塗り込む(特にタイル目地や浴槽の隅など)

  3. クエン酸水(クエン酸小さじ1+水200ml)をスプレー

  4. ラップで覆って20分放置

  5. ブラシでこすってから水で洗い流す

スプレーで使う場合

  1. 重曹水(重曹大さじ1+水200ml)を汚れにスプレー

  2. クエン酸水をその上からスプレー

  3. 発泡反応後、5分放置

  4. こすって洗い流す

実際に私も試してみたんですが、冷たい水より、40〜50℃くらいのお湯を使ったほうが皮脂汚れや湯垢などがスルッと取れて、掃除の手間がぐっと減りました。
特に冬場は水が冷たくて作業がつらいですよね。お湯を使えば手も冷えないし、効率もアップ!本当に一石二鳥なんです。

実際に効果があった体験談4選

ここで、私が実際に体験した重曹とクエン酸を使った掃除の効果をいくつか紹介したいと思います。

事例1:浴室タイル目地の黒ずみ

浴室のタイル目地は黒ずみがひどく、市販品でもなかなか落ちませんでした。そこで試したのが重曹とクエン酸ペーストです。

この方法では、ペーストを塗った後ラップで覆うことで乾燥を防ぎます。そのまま20分放置したところ、黒ずみが薄くなり始めました!

ただ、一度では完全に落ちないので週1回継続して行いました。その結果、数週間後にはほぼ元通りになりました。この過程で「根気強さ」が大切だと実感しました。

ペースト状の重曹とクエン酸を塗布

乾燥しないようにラップで覆う

微妙に目地に汚れは残っているものの、かなりきれいに黒ずみが落ちました。

事例2:シャワーヘッドの目詰まり解消

シャワーの水圧が弱くなり、シャワーヘッドを確認すると、穴が水垢で目詰まりしていました。クエン酸水溶液(水200mlにクエン酸大さじ2)を作り、シャワーヘッドを30分ほど浸けておきました。

その後、重曹を振りかけてブラシで軽くこすると、目詰まりしていた穴から泡が出てきました。最後に水でよくすすぐと、水垢がきれいに取れ、水圧も元通りになりました。

この方法を3ヶ月に1回程度行うことで、常にスムーズな水流を維持できています。

事例3:クエン酸を使った石鹸カスの除去

お風呂の椅子に付いた石鹸カスは、放置しすぎていたため頑固でした。そこで、クエン酸を試してみることにしました。クエン酸を水に溶かしてスプレーし、ラップで包んでしばらく置きました。

すると、石鹸カスが柔らかくなり、スポンジで優しく擦ると簡単に落ちました。この方法は環境にも優しく、肌にもやさしいので、安心して使えます。

事例4:排水口の悪臭除去

浴室の排水口から漂う嫌な臭いは、ずっと悩みの種でした。市販の排水口クリーナーを試しても、効果は一時的で根本的な解決には至りませんでした。

そこで、重曹とクエン酸を使った方法を試してみることにしました。混合液を排水口に注ぎ入れ、約30分間そのまま置いてから、40〜50℃の温水を流して洗浄しました。その結果、驚くほど簡単に臭いが消え去ったのです。

この方法を週1回の頻度で続けたところ、排水口の悪臭は完全に解消されました。今では気持ちよくバスタイムを楽しめるようになり、この掃除法が欠かせない習慣となっています。

失敗から学んだ注意点とコツ

最初、大理石風の浴室カウンターにも使ってしまい、表面が少しザラついてしまいました。この失敗から学んだことは「必ず目立たない場所でテストする」ことです。また換気も重要です。

一度窓を閉めたまま作業してしまい、発泡反応による二酸化炭素で少し息苦しく感じました。それ以来、必ず窓を開けて作業しています。

この掃除法を続けるコツ
✅1回で劇的な変化を求めすぎないこと。
✅週1回を目安に、習慣として取り入れること。
✅少しずつキレイになっていく様子を“写真”で残すのもおすすめ!

まとめ:自然素材で安心&しっかり!お風呂掃除の新習慣に

重曹とクエン酸を使ったお風呂掃除は、経済的で、安全性が高く、環境にもやさしい方法です。私にとっても、今や毎日の暮らしに欠かせない存在となりました。

特に排水口のニオイ対策には、これ以上ないほどの効果を実感しています。

もちろん、市販の洗剤は手軽で時短にはなりますが、物価の上昇などを考えると、コストを抑えつつ、自分の手できれいにできる喜びは大きな魅力です。

あなたのライフスタイルに合った方法を選んで、ぜひ一度試してみてください。
その効果に、きっと驚くはずです。

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