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神保大輔容疑者の顔画像判明「ADみたいで普通すぎる」暴力団対策課の警部補逮捕

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2025年11月、警視庁の現職警察官・神保大輔(じんぼ・だいすけ)容疑者が逮捕されました。
容疑は「暴力団関係者に捜査情報を漏らした疑い」。
そのニュースで公開された顔画像・顔写真がネット上で大きな話題となっています。

この記事では顔画像・顔写真や神保容疑者がどんな人物なのかを伝えていきたいと思います。

神保容疑者の顔画像の見た目への反応は「普通すぎる」

ネット上では、公開された顔画像・顔写真に対して様々な反応が寄せられています。

「ADみたいな見た目」
「もっと悪い顔してると思った」
「本当に日本人なの?」

このように、神保容疑者の見た目は“普通の警察官”そのもの。
それだけに、「正義の顔をした裏切り者」という衝撃が広がっています。

人々が彼の顔を見て強く反応するのは、「警察官=正義」というイメージが裏切られたショックの表れでもあります。

神保大輔容疑者のプロフィール

  • 名前:神保 大輔(じんぼ・だいすけ)
  • 年齢:43歳(逮捕時)
  • 職業:警視庁 組織犯罪対策部 暴力団対策課
  • 所属部署:組織犯罪対策部 暴力団対策課
  • 勤務経歴
     ・2004年:警視庁に採用
     ・組織犯罪・暴力団対策の捜査を長年担当
     ・2020年以降:暴力団対策課に所属し、
    歌舞伎町のスカウトグループ「ナチュラル」をめぐる事件などを担当していた

経歴:組織犯罪一筋の“現場エリート”

神保大輔容疑者は2004年に警視庁へ採用。
2004年入庁以降、約20年にわたって組織犯罪捜査の現場にいたと報じられています。

神保大輔容疑者は2020年より警視庁暴力団対策課に所属していました。
同課では、スカウトグループ「ナチュラル」に関する捜査を担当していたと報じられています。

暴力団対策課は、警察内部でも裏社会との接点が最も多い部署の一つとされ、神保容疑者もその現場に長く身を置いていました。こうした経歴が、結果的に本人への“取り込みリスク”を高めた可能性があると指摘されています。

性格・評判:「一匹狼の現場肌」

神保大輔容疑者は、警視庁内部では「経験豊富な捜査官」としての評判がありました。
一方で、「一匹狼タイプ」「他人にあまり心を開かない」とも言われており、現場では高い判断力を発揮する一方、孤立しやすい性格とされていました。

こうしたタイプの捜査官は、現場での判断力の高さが強みである反面、孤独感や正義感のズレが心理的な隙を生むことがあります。
報道によると、反社会勢力はこのような心理状態を巧みに利用するケースがあり、神保容疑者も、スカウトグループ「ナチュラル」の関係者が使用していた独自アプリを通じ、徐々に接触が深まった可能性が指摘されています。

金銭感覚・動機:「突然、羽振りが良くなった」

捜査関係者によると、「昔は安い弁当を買って食べていたのに、ある時期から急にヴィンテージのジーンズをはいたり、車を買ったりしていた」と話します。

神保容疑者の自宅からは現金数百万円が押収されています。
給与水準を考えると不自然な額で、捜査情報の漏洩と引き換えに金銭を受け取っていた疑いが浮上しています。

43歳という年齢は、昇進が頭打ちになりやすい時期。「警部補止まり」という現実への焦りや不満が、動機の一端にあった可能性もあります。

人間関係・取り込みの構図:「抜けられない関係」

反社会勢力が警察官を取り込む典型的な流れは、

  1. 情報交換を装って接触

  2. 感謝や礼金で関係を固定

  3. 徐々に“抜けられない関係”へと進む

今回も同様に、ナチュラル側が計画的に信頼関係を築き、心理的な依存状態にした可能性が指摘されています。

長年の現場経験が「自分は大丈夫」という油断を生み、その隙を突かれた形かもしれません。

 事件の概要(報道で確認されている事実)

  • 逮捕日:2025年11月12日

  • 容疑:警察内部の捜査情報を外部に漏らした疑い(地方公務員法違反)

  • 関係先:スカウトグループ「ナチュラル」の関係者

  • 漏洩時期:2025年4月下旬~5月上旬に計2回送信

  • 押収品:自宅から現金数百万円が押収

推定される動機と背景

報道や関係者の話から整理すると、神保大輔容疑者が捜査情報を漏らした背景には、いくつかの要因が絡んでいると考えられます。まず、金銭的な報酬を受け取った可能性が指摘されており、自宅から押収された数百万円もその関連であるとみられています。

また、43歳という年齢で警部補として勤務していたことから、昇進の頭打ちや組織内での孤立感に対する不満が動機の一端になった可能性もあります。さらに、暴力団対策課という、反社会勢力と接触する機会が多い部署で捜査を担当していたことが、結果的に「取り込み」を許す要因となったとも考えられます。

こうした要素が複合的に絡み合い、捜査情報漏洩という事態に至ったと推定されています。

象徴するもの:「正義が裏切られる瞬間」

神保大輔容疑者の逮捕は、単なる「警察官の不祥事」ではありません。
それは“正義の象徴が、裏社会と同じ構造の中に堕ちた”という、極めて象徴的な事件です。

ネット上では、

「警察は現役も元もヤバいでしょうね。オセロと同じ」

といった声も上がっています。

この“オセロ”という比喩には、深い意味が込められています。つまり、「警察の世界は正義と悪が紙一重」であり、ほんの小さなきっかけで、白にも黒にも転じてしまう。
現職もOBも、清廉と腐敗の境界線が曖昧な“グレーゾーン”に生きているという皮肉です。

神保容疑者の事件は、まさにその「グレーの現実」を浮き彫りにしました。正義を守る立場でありながら、その正義の裏にある人間の弱さや欲が、いかに危ういバランスの上に成り立っているのかを見せつけた形です。

こうした事件をきっかけに、「警察官とは何か」「正義とはどこにあるのか」という根源的な問いが、社会全体に突きつけられています。

今、ネット上で警察官に対する信頼の揺らぎや不信感が広がっているのは、まさにその問いの表れではないでしょうか。

今後、神保容疑者に対する処分や供述の内容によって、警察組織への信頼がどう変わっていくのか引き続き新しい情報が入り次第、こちらの記事でも随時追記していきます。

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