名古屋市主婦殺人事件

安福久美子容疑者の動機とは「なぜ奈美子さんだったのか」名古屋主婦殺人事件【最新】

名古屋市主婦殺人事件

週刊女性の記事によると、被害者・高羽奈美子さんの母親が、過去に薬事法違反のトラブルで逮捕されていたことを、夫の悟さんが語っていたという。当時は一部で小さく報じられただけだったが、今回の安福久美子容疑者(69)の逮捕をきっかけに、この“母親をめぐる出来事”が再び注目を集めている。

SNS上では、
「母親の過去のトラブルが“報復”として影響したのでは」
「娘に矛先が向かったのではないか」
といった投稿が相次ぎ、“怨恨説”が再び浮上している。

事件の背景には、安福容疑者が抱えていた悟さんへの執着や、過去の人間関係のしこりがあったのではないかとも指摘されている。
本記事では、報じられている内容をもとに、安福久美子容疑者の動機について詳しく整理していきたいと思います。

動機① 悟さんへの執着と過去のつながり

報道によれば、被害者の夫・高羽悟さんと安福久美子容疑者は高校の同級生でした。
当時のクラスでは「おとなしい子」「クラスに目立たない子が多い中で感じは良かった」と周囲に記憶される生徒だったといいます。

高校時代、安福容疑者はバレンタインデーにチョコレートや手紙を悟さんに渡し告白しましたが、断られていました。卒業後も、悟さんが出場する大学の部活動の試合に応援に訪れるなど、一方的な関心を持ち続けていたことがうかがえます。

当時、テニスコートに何時間も立ち尽くして周囲がざわついたため、関係者に「こんなことをされると困る」と注意されたところ、安福容疑者は泣いてしまったというエピソードもあります。
悟さん本人はほとんど記憶になく、妹からの情報で思い出した程度だったといいます。

さらに、1998年には軟式テニス部のOB・OG会に出席。この場で悟さんと再会し、安福容疑者は「私も結婚した。まだ、バリバリ仕事していて大変」と話しただけだったとされています。
この短いやり取りが、後に安福容疑者の心理的背景に影響した可能性も指摘されています。

これらの高校時代から大人になるまでのエピソードを通して、長年抱き続けた一方的な思いと、孤立した環境での感情の蓄積が、事件の心理的背景の一つとして浮かび上がります。

SNSでは、
「悟さんに対する一方的な好意や執着が、年月を経て歪んだ形で表れたのでは」
といった見方も広がっています。
ただし、2人の間に明確な関係性を示す証拠はなく、警察は慎重に調べを進めています。

動機② 動機の背景に「母親をめぐる因縁」説も再浮上

週刊女性の記事の中で、被害者・奈美子さんの母親が過去にあるトラブルに関わっていたことを、夫の悟さんが語っていた。当時は小さな話題で終わったが、今回の安福容疑者の逮捕を受けて、SNS上ではこの“母親の件”が再び注目されている。

SNSでは、「もしかして母親が巻き込まれたトラブルの“報復”では」
「娘に矛先が向かったのでは」といった憶測が広がり、“怨恨説”が再浮上している。

近所の男性によると、安福容疑者は「親族から長女を亡くしたことをひどく叱責され、落ち込んでいた」という(※itainews.com報道より)。

奈美子さんの実母が薬事法違反で逮捕されたということとの関係があったのではないかと憶測されています。病気で亡くなっている長女に対して叱責されるほど親戚に怒られたのは、大金を使ってしまったからではないか。

ただし、現時点でその関連を示す証拠はなく、安福容疑者と奈美子さんの間に直接的な接点は確認されていない。悟さんも31日に報道陣の取材に対し、「安福さんとは面識があるが、奈美子とは知る限りでは接点がない」とコメント。

奈美子さんが狙われる理由についても「思い当たることがない」とし、嫌がらせやトラブルの前兆も一切なかったという。引用元:ZAKⅡ

新たに浮上した供述:悟さんへの“不満”という第三の動機【追記】

さらに、2025年11月14日、新たな供述内容が判明しました。捜査関係者によると、安福久美子容疑者は取り調べに対し、

「(高羽)悟さんの子育てなどに関する考え方が嫌いだった」

という趣旨の供述をしているということです。この供述は、これまで語られてきた
・高校時代から続く悟さんへの一方的な執着
・奈美子さんの母親をめぐる“因縁説”
・長年の孤独や精神的な蓄積

といった要素とは少し角度が異なる“新しい動機の可能性”を示しています。

悟さんの「子育て観」に対してどのような不満を抱いていたのか、背景の詳細はまだ明らかにされていません。しかし、事件当時すでに安福容疑者は子育て中で、家庭内のストレスや親族とのトラブルを抱えていたとされるため、自身の“理想の子育て”と悟さんの“子育てのスタイル”との間に、強い違和感や反発を抱いていた可能性も考えられます。

SNSでも、

「そこまで人の子育てに口を出すような関係性だったの?」
「会話もほとんどないのに、なぜ悟さんの子育て観をそこまで意識したのか?」

といった疑問の声が上がっており、動機の複雑さがより一層際立っています。

警察は引き続き、
・いつ頃その“嫌悪感”が形成されたのか
・高校時代以降の接点の少なさから、なぜそこまで強い感情へ発展したのか
・ほかの動機(執着・因縁説)との関連性

を慎重に調べる方針としています。

今回の新供述が事件の核心にどこまで迫るのか、今後の続報が注目されます。

長年の孤独からの思考

安福容疑者は長い間、誰にも心の内を明かしていないと思われます。自分が一番辛いはずの長女の病死の時に理解してくれる人がいなく、

「血液の病気を世話しながら跡継ぎ産めのDVの香りしかしない」

ネット上では、安福久美子容疑者が「血液の病気で幼い娘を亡くし、親戚から叱責を受けていた」とされることに対して同情する声もあります。
しかし一方で、「それでも、交際を断った男性の妻を殺害する理由にはならない」と、強く非難する意見も広がっており、SNS上で議論が続いています。

22歳という若さで母となった安福久美子容疑者は、長年、自身の思いを誰にも打ち明けることなく過ごしてきたのかもしれません。
その深い悲しみと、長年抱き続けてきた悟さんへの執着が、心の中で複雑に重なっていた可能性も考えられます。

安福久美子容疑者の行動時系列で整理

1973年~1976年ごろ 高校時代~卒業後

  • 高校時代「おとなしい子との印象」「クラスに目立たない子が多い中で感じは良かった」
    バレンタインデーにチョコや手紙を悟さんに渡して告白するも断られていた。
  • 卒業後、悟さんが出場する大学の部活動の試合に応援にいくも深い付き合いはない。
  • テニスコートに何時間もたたずみ、周りがざわついた為喫茶店で「こんな事されては困る」と断ったらしくしく泣かれて困った。悟さん本人はあまり記憶になかった事で妹さんからの情報で思い出したぐらいの記憶だったそうです。

1983年~1989年前後

  • 安福久美子容疑者が結婚。
    1983長男、1993年次男誕生と噂されています。
  • 事件の約10年前(1989年ごろ)
    幼い長女が血液の重い病気を患い、幼稚園に通っていた時期に亡くなったとされる。
    当時、家族は名古屋市港区の一戸建てで暮らしていたが、同居する親族との折り合いが悪く、後に近くのマンションへ転居。

1998年 軟式テニス部OB・OG会に出席

  • 被害者の夫・高羽悟さんと再会。
  • 安福容疑者は「私も結婚した。まだ、バリバリ仕事していて大変」と話す。その一言の会話のみ
    ※この再会が後の心理的背景に影響した可能性が指摘される。

1999年11月 名古屋市西区のアパートで事件発生

  • 主婦・高羽奈美子さんが、2歳の息子の目の前で首を刃物で複数回刺さし殺害。
  • 襲った際に手にけがを負いB型の血痕が現場に残される。
  • 安福容疑者は当時、港区のマンションで夫と子どもと同居
  • 子ども会やPTAの役員を務め、「いい人」と近隣住民に思われていた。
    ※事件への直接関与は未特定のまま。

1999年11月〜2024年 日常生活を継続

  • 近所では「優しいお母さん」「穏やか」との印象。その一方でトラブルもあったと言われています。
  • 約10年前(2015年頃)、家族と港区の一軒家に転居。
    近隣住民:「会えばあいさつしてくれて優しい印象。県警が出している犯人の似顔絵ポスターを見ても本人だとは思わなかった」別の近隣住民:「奥さんの姿は1回も見たことない。(夫は)金槌で叩く音とか、庭とかをつくっていたのかなくらい。外に出てくるのも自転車で、たまに買い物とかですれ違う、出る時があっても1人のおじいさんしか見たことない。一人暮らしかと思っていた」
    地域の集まりに参加することはなく、近隣トラブルを起こした様子もない。
  • この間、逮捕や容疑の報道はなく、日常生活と事件は分離されていた様子。

2025年 警察による任意の聞き取り開始

  • 複数回にわたり事情聴取を受ける。
  • 10月に当初はDNA型の提出を拒否するも、一転して任意提出に応じる。鑑定の結果、現場の血痕と一致。
  • 10月30日に自ら愛知県警西署に出頭。一旦帰宅した後、事件現場に残されていた血痕と安福容疑者のDNA型が一致したことから、改めて任意同行を求められた。
  • 10月31日に殺人の疑いで逮捕。取り調べで「合っています」と容疑を認める。

安福久美子容疑者とは? 報じられている基本情報を整理

報道各社の発表をまとめると、安福久美子容疑者の人物像は次の通りです。

  • 名前:安福 久美子(やすふく・くみこ)旧姓(山口)
  • 年齢:69歳(逮捕当時)
  • 血液:B型
  • 職業:アルバイト(職種は非公表)
  • 住所:愛知県名古屋市港区東海道5(約10年前に家族と転居)
  • 家族構成:夫は名古屋大学卒で、一流自動車部品メーカー勤務のエリートと報じられている(※週刊文春より)。長女は血液の病気で幼い頃に亡くなっています。その後は、息子らと暮らしていたということから子どもは二人以上いると思われます。
    引用元:ZAKⅡ
  • 学歴:愛知県立惟信高校卒業(名古屋市港区)
    (被害者の夫・高羽悟さんと同級生で同じソフト部だった)
  • 性格・印象:「おとなしい」「優しいお母さん」という近隣証言
  • 逮捕日:2025年10月31日
  • 容疑:殺人(1999年・名古屋市西区主婦殺害事件)
  • 供述:「合っています」と容疑を認めている

約10年前、安福久美子容疑者は名古屋市港区の一軒家へ転居し、以後は静かな生活を送っていたといいます。
近隣住民の話では、本人から「外にはあまり出ないようにしている」と聞いたことがあり、「体調でも悪いのかと思っていた」と振り返ります。
その言葉どおり、安福容疑者は人目を避けるように、なるべく外との接触を控えた日々を送っていたことがうかがえます。安福久美子容疑者顔画像の判明か!「優しいお母さん」名古屋の主婦殺害事件

事件の概要

1999年11月13日午後2時半ごろ、名古屋市西区稲生町のアパート「加藤コーポ」201号室で、主婦の**高羽奈美子さん(32)**が首に複数の刺し傷を負い倒れているのを、アパートの所有者が発見。119番通報で駆けつけた救急隊員が確認した時には、奈美子さんはすでに死亡していました。

室内に物色の形跡はなく、凶器は現場に残されていません。玄関から居間、洗面所にかけて血痕が広がっており、奈美子さんが扉を開けた直後に襲われた可能性があるとみられています。

当時、奈美子さんの長男(2歳)は無事で、夫(43)は午前9時に出勤して不在でした。奈美子さんは午前11時ごろ、長男を連れて近くの病院へ出掛けた後、自宅に戻ったとみられています。そして捜査本部は正午前後に事件が発生したと推定し、付近の聞き込みや捜査を進めました。

事件の全体像はいまだ見えず、安福久美子容疑者の動機や心境には多くの謎が残されています。
警察の捜査や新たな証言によって、今後どのように真実が浮かび上がってくるのか。

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