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名張市軽自動車横転!事故原因は「夜は80キロで走る…」高校生ら男女5人死亡事故

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10月2日深夜、三重県名張市で軽自動車が横転し、高校生を含む若者6人が乗っていました。わずか一瞬の出来事で5人が命を落とし、1人が重傷を負うという衝撃の事故となっています。

事故原因は“スピード超過と定員オーバー”の可能性が高い

三重県名張市で起きた軽自動車の横転事故について、現場の状況や目撃証言などから「スピードの出しすぎ」と「定員オーバー」が主な原因とみられています。

事故現場は見通しのよい直線道路が続く区間で、地元住民によると「夜になるとどんな車でも時速80キロほどで走る」と言われるほどスピードを出しやすい環境だったといいます。そこに軽自動車へ6人が乗り込むという無理な状況が重なり、悲劇につながった可能性が高いと見られます。

現場には縁石に擦ったような跡が残っていたほか、その先の電柱には車が衝突した痕も確認されています。単独でハンドル操作を誤った可能性もありますが、定員オーバーによる過積載が車体のバランスを崩し、衝撃をより大きくしたと考えられます。

また、10月23日の追報によると、警察はスピード超過に加え、事故当時スタッドレスタイヤを装着していたことが影響した可能性もあるとして、詳しい原因を調べています。

信号後に600メートルの直線 “スピードを出したくなる道路”

事故現場は、信号を抜けると600メートルほどの直線があり、その先にカーブがある道路。周辺の住民は「夜になるとどの車も飛ばしている」と語り、危険性が以前から指摘されていました。夜間は交通量も少なく、スピードを出したくなる構造だったことも背景にあります。

軽自動車に6人乗車 “わかっていても無理をした”若者たち

横転した軽自動車は定員4人。しかし事故当時は高校生を含む6人が乗っており、シートベルトも着けられなかった人がいたとみられています。狭い車内で定員を超えて乗り合わせたことで、バランスを崩しやすく、事故の衝撃も大きくなった可能性が高いです。

犠牲になったのは10〜20代の男女5人

亡くなったのは女子高校生を含む5人。

  • 建設業:大上元輝さん(23)
  • 職業不詳:高橋曹さん(20)
  • 高校生:宮崎彩葉さん(18)
  • 職業不詳:谷口たみさん(17)
  • 高校生:上田彩愛さん(16)

重傷を負ったのは16歳の男子高校生1人で骨盤を折る重傷でしたが命には別条ないということです。

若者同士の集まりが一瞬で悲劇に変わりました。ネット上では「残された一人の人生は辛すぎる」「二度と繰り返してはいけない」といった声が寄せられています。

ネットの反応「直線道路はスピード違反の温床」

X(旧Twitter)では、

  • 「名張のあの道、夜は絶対飛ばす車多い」
  • 「定員オーバーとスピード、危険すぎる組み合わせ」
  • 「残った子が一番辛い…」
  • 大切な人や、友達家族
    乗せてるなら、もっと安全運転やルール守らないと

といった投稿が相次ぎ、現場の危険性と若者の行動への警鐘が拡散されています。

まとめ

名張市の事故原因は、直線道路でのスピード超過と定員オーバー が重なったことが大きいと見られます。若者の命を奪ったこの事故は、「ちょっとくらい大丈夫」という軽い気持ちと、道路環境の危険性が重なった悲劇だったと言えるでしょう。

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