床掃除にアルカリ電解水!二度拭き不要でペットや赤ちゃんにも安心

毎日の暮らしに欠かせない床掃除ですが、赤ちゃんやペットがいる家庭では「使用する洗剤の安全性」が特に重要です。床に残った成分を子どもが舐めてしまったり、ペットが直接触れてしまう可能性があるため、できるだけ安心できる掃除方法を選びたいところです。

そこで注目されているのが アルカリ電解水 です。化学的な合成洗剤を含まず、汚れ落ちにも優れていることから家庭用クリーナーとして広く利用されています。

本記事では、アルカリ電解水を使った床掃除の方法や安全性、メリットとデメリットを、私自身の体験談を交えてわかりやすく解説します。

アルカリ電解水とは?床掃除に使える理由と安全性

アルカリ電解水とは、水を電気分解して得られる強アルカリ性の水溶液です。

  • 界面活性剤や香料、漂白剤を含まない
  • 油汚れや皮脂汚れを分解して落とす性質を持つ
  • 拭き取り後に成分が残りにくく、二度拭き不要

体験談
私がアルカリ電解水を使い始めたのは、1歳の娘がハイハイしながら床を舐めてしまったのがきっかけです。以前は市販の床用洗剤を使っていたのですが、成分表示にカタカナの化学物質が並んでいて、正直「これで本当に安全なの?」と不安を感じていました。

そんな時、ママ友から「アルカリ電解水なら水からできていて安心だよ」と教えてもらい、半信半疑で試してみました。実際に使ってみると、リビングの床についた油っぽい足跡や、キッチンのベタつきも一拭きでサラサラに。

しかも、拭いた後に独特の洗剤臭やぬめりが残らず、娘がすぐに床で遊んでも気にならなくなりました。

床掃除にアルカリ電解水を使う理由

私がアルカリ電解水をリピートしている理由は、何より「拭き取りの手間が激減した」ことです。以前は、洗剤で拭いた後に必ず水拭きをしていました。洗剤成分が床に残るのが心配で、毎回二度拭きが当たり前。

でもアルカリ電解水に変えてからは、一度拭くだけでサッと乾き、ベタつきやぬめりもゼロ。実際、ペットの犬が拭いた直後に床を歩いても、足跡がつかなくなりました。忙しい朝でもサッと掃除できるので、毎日続けられています。

しかも、重曹やセスキよりも汚れ落ちが早く、特に夏場のベタつきや黒ずみもサッと一拭きで解消できました。

アルカリ電解水は「しっかり汚れを落としたい」「安全性を重視したい」「掃除の手間を減らしたい」といったニーズを満たしてくれるため、床掃除に選ばれる理由となっています。

実際に使って感じたメリット・デメリット

実際にあった出来事ですが、外出中に愛犬がトイレを失敗し、そのままロボット掃除機が部屋中に広げてしまったことがありました。帰宅した瞬間、部屋中に広がったシミとニオイに呆然…。

慌ててアルカリ電解水をスプレーし、5分ほど置いてから拭き取ってみると、乾いた汚れも驚くほど簡単に落ち、ニオイも気にならなくなりました。ペット用消臭剤でも取れなかったニオイが消えたのは本当に感動でした。

さらに除菌効果もあるため、ペットや子どもが床で遊んでも安心でき、衛生的に過ごせるようになったのは大きなメリットだと感じています。

ただし、無垢フローリングに使った際、ワックスが少し白くなってしまった経験があります。それ以来、必ず目立たない場所で試してから使うようにしています。また、素手で繰り返し使っていたら手が乾燥したので、今はゴム手袋を着用して肌荒れを防いでいます。

メリット

  1. 二度拭き不要で掃除が時短になる
  2. 強い洗浄力で乾いた汚れも簡単に落とせる
  3. ペット用消臭剤でも取れなかったニオイが消えるほどの消臭力
  4. 除菌効果があり、衛生的で安心できる
  5. 赤ちゃんやペットがいても安心して使える
  6. コスパが良く、毎日の掃除に使いやすい

デメリット・注意点

  1. 無垢フローリングやワックス仕上げの床では白く変色する可能性がある

  2. 強アルカリ性のため、素手で使い続けると手が荒れることがある(手袋推奨)

  3. 開封後は徐々に効果が薄れるため、早めの使い切りが必要

アルカリ電解水で落とせる汚れの種類

  • ほこり、髪の毛、ペットの毛
  • 足裏の皮脂や汗
  • 砂や泥汚れ
  • 食べこぼし、飲みこぼし、油汚れ
  • ダニのフンや死骸
  • カビやよだれ、血液

フローリングには毎日さまざまな汚れが蓄積しています。特に赤ちゃんやペットがいる家庭では、皮脂や食べこぼしが原因で細菌が繁殖しやすくなります。こうした汚れをしっかり分解・除去し、清潔な床を保てます。

アルカリ電解水の正しい使い方と手順

準備するもの

  • フロアワイパー(またはシリコンほうき)
  • アルカリ電解水(スプレーボトル入り)
  • マイクロファイバークロス
  • モップ
  • ゴム手袋

掃除の流れ

  1. フロアワイパーで髪の毛やホコリを取り除く
  2. アルカリ電解水をクロスにスプレーして床を拭く
  3. 日常掃除:2倍程度に薄めたものを使用
    頑固な汚れ:原液を使用
  4. モップを一方向に動かしてムラなく仕上げる

二度拭き不要のため、短時間で効率よく掃除ができます。

アルカリ電解水の選び方

市販されているアルカリ電解水には、主に次の2種類があります。

塩化ナトリウム(食塩)タイプ

  • pH12前後
  • 一般家庭用に多く流通
  • コストが抑えられ、肌への刺激も少なめ

炭酸カリウムタイプ

  • pH13以上

  • 洗浄力が強いが、素材への影響が出やすい

以前、炭酸カリウムタイプを使ったときは、手がピリピリしたり、床の色が少し変わったこともありました。

家族に肌が弱い人や赤ちゃん、ペットがいる場合は、塩化ナトリウム(食塩)タイプのアルカリ電解水が安心して使えます。今はpHがやや低めのものを選んで、家族みんなで安心して使っています。

まとめ:アルカリ電解水で毎日の床掃除が変わる!

アルカリ電解水を使うようになってから、床掃除の負担がぐっと軽くなりました。以前は「また拭き掃除をしなきゃ…」と気が重くなることも多かったのですが、今では汚れを見つけた時にサッと一拭きするだけで済み、部屋の清潔さを簡単に保てています。

特に小さな子どもやペットと一緒に暮らしているご家庭には大きなメリットがあります。実際に使ってみると、除菌や消臭の効果も実感でき、家族みんなが安心して快適に過ごせるようになりました。

購入する際はドラッグストアや100円ショップでも手に入るので、まずは少量タイプから試してみると安心です。日々の掃除を効率的にしつつ、安全性も重視したい方におすすめの方法です。

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