「窓サッシの掃除って面倒くさい…」「時間もないし、専用の洗剤や道具を揃えるのも大変…」そう思っていませんか?実は、100円ショップで手軽に手に入るグッズを活用すれば窓サッシ掃除を効率的に時短で行うことができるんです!
この記事では100均グッズを使った窓サッシ掃除のテクニックを詳しく解説します。面倒な窓サッシ掃除を簡単・時短で終わらせて気持ちの良い空間を手に入れましょう!
窓サッシ掃除を100均グッズで時短化!
便利な100均グッズ
サッシブラシ
ダイソーの「サッシブラシ」は細かなホコリもしっかり落とせるように毛先が長く、ソフトなブラシになっています。握りやすい柄で掃除中の負担を軽減します。さらにヘラが付いているのでこびり付いた頑固な汚れも簡単にこすり落とすことができます。掃除終わりに拭き上げる際にもヘラが溝にピッタリフィットしてくれますので、これ1本でサッシの溝の汚れを効率的に落とせます。
ハケ
ダイソーのペンキを塗るための「ハケ」は、実は窓サッシの掃除にも最適なんです。なぜならペンキ用ハケは水をよく吸収するので、サッシの溝にこびりついた汚れを効率的に洗い流せるからです。しかも毛先が柔らかく密集していため細かい部分の汚れもしっかり落とせて、サッシを傷つける心配もありません。乾いた状態でも使えるのでゴミを払い出すのにも便利なんです。つまり水洗いと乾拭きの両方に使えるまさに窓サッシ掃除には万能と言えます。
3WAYサッシブラシ
ダイソーの「3wayサッシブラシ」はブラシ単体・水洗い・ペットボトル装着の3通りの使い方ができる便利な掃除アイテムです。硬めのブラシで細かい隙間にもフィットし、頑固な汚れもかき出せます。取り外して洗えるので清潔に保つことができます。
逆さにしても使えるスプレーボトル
ダイソーの「逆さにしても使えるスプレーボトル」は逆さにしても使えるので、サッシの溝のような狭い場所にも狙った場所にピンポイントでスプレーできます。しかもノズルを回せば洗剤を霧状にしたり、水で勢いよく洗い流したりと、用途に合わせて使い分けられるのも便利なんです。
ミニダストボックスフック付き(小さなバケツでもボールでもいいです)
ダイソーの「ミニダストボックス(フック付き)」は本来小さなゴミ箱ですが、実は窓サッシ掃除にも意外と役立つアイテムなんです。口が広いので掃除に使うハケの汚れを落とすのに便利です。しかも形を変えられるので、そのままサッシに水を流す時にも使えます。
マイクロファイバークロス厚手雑巾
ダイソーの「マイクロファイバークロス厚手雑巾」は吸水力抜群で拭き取りがスピーディーです。研磨力が高いのでこびり付いた汚れもしっかり落としてくれます。しかし素材には傷はつけません。しかもマイクロファイバークロスについた汚れも落ち易いのでいつも清潔に使えます。
ペットボトル
窓サッシレールの汚れ具合で変えるアイテムと掃除方法
汚れが軽い時は3WAYサッシブラシを使って汚れを落とす
ペットボトルに水を入れ3WAYサッシブラシを使って汚れを落としていきます。3WAYサッシブラシは水を出しながらブラシで掃除ができます。しかもブラシを外すとノズルになっていますので、細かいレールの淵などは、直接水をかけてブラシで擦ることもできます。後は拭き上げをして終わりです。
砂やホコリが乾いている状態の汚れの時はサッシブラシを使って汚れを落とす
窓サッシの掃除は初めに乾いた汚れをしっかり取り除くことです。これは掃除をスムーズに進めるための重要なポイントです。濡れた雑巾でサッシを拭くと砂やホコリが泥状になり、かえって汚れを広げてしまいます。だからまずはサッシブラシを使って乾いた状態で汚れをできるだけ取り除きましょう。
砂やほこりが湿気で固まってこびりついているような窓サッシの掃除は、サッシブラシの取っ手側がヘラになっているので、そちらを使って軽く擦り落とし持ち替えてブラシで払い落としましょう。乾いた状態で落とし切ることで、掃除の8割ぐらいは終わっています。
最後にキレイになるまで水を流して、マイクロファイバークロスで拭き上げるだけです。拭き上げる際、サッシブラシのヘラを使って拭き上げるとよりキレイに拭きあがります。試してみてください。
汚れがカビている時はキッチンハイターとハケを使って落とす
スプレーボトルにキッチンハイターと水を1対1で入れ、サッシのレールに吹きかけ1~2分置きます。ミニダストボックスには水を入れハケを浸してしっかり水を含ませておきます。十分水を含んだハケをレールに沿ってゆっくり動かし、キッチンハイターで浮いた汚れを落としていきます。
ハケが汚れたらミニダストボックスの水でハケをすすいで、またレールをこする。これを繰り返すだけであっという間にピカピカになります。まるでお絵描きのように掃除ができちゃいます。汚れはキッチンハイタースプレーの効果で浮いてきていますので、ハケを滑らすだけでしっかりゴミをキャッチしてくれます。
ハケで汚れを掻き出したらマイクロファイバークロスで拭き上げます。ハケは水をたっぷり含んでくれて隅々までキレイにしてくれる効率のよいアイテムなのでぜひ試してみてください。
窓サッシの汚れ、放置するとどうなるの?
カビの温床になる
窓サッシの汚れはカビの栄養源になります。放置しておくとカビが発生しやすくなり、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。アレルギーの原因にもなり身体への悪影響を及ぼします。
ダニの発生につながる
ダニは高温多湿の環境を好み、カビを餌にする種類もいます。サッシにカビが発生するとダニにとって快適な住処となり、繁殖しやすくなってしまうのです。
窓の開閉がスムーズにいかなくなる
サッシのレールにゴミや汚れが溜まると窓の開閉がスムーズにいかなくなることがあります。ひどい場合は窓が開かなくなってしまうことにもなります。快適な生活のためにも窓サッシは常に清潔に保ちたいですね。
窓サッシのカビ対策と掃除の仕方
窓サッシのカビ対策しっかり行いたいですね!カビの発生原因となる 湿気を抑え、清潔を保つことが重要です。具体的な方法を予防と掃除の2つの面から紹介します。
カビ対策のポイント
換気はこまめにする
- 料理後はすぐ換気扇を止めず30分~40分つけておきます。これは空気中の飛び散った油を換気するためにも良いです。
- お風呂上りは湿気もあり、体も温まっているので換気するにはとても良いです。(脱衣場を温めておくといいですね)
- 人のいない部屋は早めに換気をしておきます。リビングにいるなら寝室の窓を開けて換気します。こうすればリビングは暖かいまま空気を入れ替えられます。5分ぐらいでも十分換気されます。
結露対策
- 結露はカビの大好物!見つけたらすぐに乾いた布で拭き取りましょう。
- 結露防止シートやスプレーなども結露を抑えるのに役立ちます。
100均でこんな可愛い結露防止シートがありましたよ。
- 加湿器とエアコンを併用して室温を20~22℃、湿度50~60%に保ちます。湿度計は一家に1個はあると便利です。
サッシの溝はこまめに掃除
- 溝に溜まったホコリや水分はカビの栄養源になります。
- 週に1回乾いた布や掃除機・ハケで掃除しましょう。
防カビ剤を使う
- 市販の防カビ剤をサッシにスプレーしておくとカビの発生を抑えることができます。(防カビ剤とアルコール除菌とでは持続性が違います。)
- 定期的にスプレーし直すのが理想的です。
窓のゴムパッキンのカビの落とし方
準備
- ゴム手袋
- マスク
- ジェルタイプのカビ取り剤
- ティッシュペーパー
- 綿棒
- マイクロファイバークロス 2枚
- マスキングテープ(必要に応じて)
カビ取り剤を塗布
- 換気をしっかり行い、ゴム手袋とマスクを着用します。
- 2ミリのマスキングテープで周囲を保護します。その際少しだけガラス側に堤防を作るような形で貼りつけます。
- カビ取り剤をゴムパッキンに塗布します。窓枠の横のゴムは下から上にカビ取り剤を塗ると垂れずにうまく塗れます。
- ぬれていないところがないように綿棒で軽く伸ばします。
- 約30分~1時間ほど置いてカビ取り剤を浸透させます。
- ティッシュでカビ取り剤を除去した後、マイクロファイバークロスで3回ほどしっかり水ぶきをして最後に乾拭きをして終了です。
注意点
- カビ取り剤は塩素系と酸素系がありますが、ゴムパッキンには素材を傷めにくい酸素系がおすすめです。
- カビ取り剤を使用する際は必ず使用方法をよく読み換気をしっかり行いましょう。
- 目や口に入らないように注意し、使用後は手を洗いましょう。
- カビ取り剤がアルミサッシなどの金属部分に付着すると変色する可能性があるので注意しましょう。
- 汚れがひどい場合はカビ取り剤を塩素系に変えてみたり、放置時間を変えてみたりしてもいいですし、専門業者に依頼することも検討に入れてみましょう。
これらの方法を試してゴムパッキンのカビを撃退し、清潔な窓辺を保ちましょう!
まとめ
窓サッシ掃除は100均グッズを活用すれば簡単・時短・低コスト で行うことができます。今回ご紹介した方法を参考にぜひあなたも窓サッシ掃除に挑戦してみて下さい。清潔な窓辺はお部屋全体の印象を明るくし、快適な生活をもたらしてくれます。
窓サッシのカビは日頃からちょっとしたことに気をつければカビの発生をグッと抑えられます。100均のグッズは日々進化しています。楽しみながら掃除をしてみるきっかけになるといいですね。
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